きゅうりは長持ちしない上に、冷凍すると特有のシャキシャキ感がなくなってしまいます。身近な野菜であるきゅうりを、おいしく長期保存するために、急速冷凍するためのポイントを紹介します。
きゅうりを丸ごと冷凍して解凍すると、瓜特有の臭いが強くなり、生のきゅうりより味がかなり落ちてしまいます。またしんなりと柔らかくなり、シャキシャキとした食感もなくなります。
生のきゅうりより濃い色味になり、塩もみをするなど工夫してから食べる必要があります。
きゅうりの水分量は80〜90%もあると言われ、そのほとんどが水分の食材です。そのため冷凍すると氷結晶化してしまい、細胞組織が破壊されるため解凍するとふにゃふにゃになってしまうのです。
通常の冷凍では、きゅうりをおいしいまま冷凍・解凍することは難しいといえるでしょう。
きゅうりの賞味期限は保存状態によって大きくかわります。常温で保存すれば2〜3日といわれており、冬以外に常温で保存は避けたほうが良いでしょう。しかし冷蔵庫で保存しても4〜5日が賞味期限ですので、長持ちするとはいえません。
大量に仕入れした場合など、数日中には販売しきれないときには、冷凍して長期保存ができるメリットがあります。
賞味期限が短いからこそ、販促において大量に仕入れをすることにリスクがあります。そのため販売数を見越して仕入れを調整することになり、安いときに躊躇せず大量に仕入れることができます。
仕入れたきゅうりを賞味期限中に販売できなくても、廃棄せずに冷凍きゅうりとして販売することもできます。
大量に仕入れると単価が安くなるというメリットも見出せます。
飲食店で消費しきれなかったり売れ残ってしまうと、廃棄するしかありません。ところが、冷凍で保管することができれば廃棄する必要がなくなり、社会問題となっている廃棄ロス削減につながります。
良い食感を残すため、きゅうりを薄くスライスして急速冷凍します。自然解凍や流水解凍でそのままサラダや酢の物、お新香などに調理できます。
冷凍によってすでに水分は抜けていますので、塩もみなどの手間がかからず、解凍後すぐに使えるのも魅力です。
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製品名 | 3Dフリーザー (KOGASUN(旧:古賀産業)) |
プロトン凍結 (菱豊フリーズシステムズ) |
トンネルフリーザー (タカハシガリレイ) |
リジョイスフリーザー (米田工機) |
凍眠 (テクニカン) |
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冷凍能力 | 6~400㎏/1時間 | 3~150㎏/1時間 | ※WEB上に情報なし | 1.5~100㎏/1時間 | 14~560㎏/1時間 |
導入事例 | 21件 | 10件 | 4件 | 17件 | 16件 |
設立 | 1969年 | 1999年 | 1960年 | 1973年 | 1988年 |
事例ありの 冷凍可能な食材 |
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