お弁当の冷凍は味の変化が大きく、冷凍に向かないとされていました。ニーズ予測が難しく廃棄リスクが高いお弁当ですが、急速冷凍機の導入で課題の解決が可能です。弁当製造で急速冷凍機を導入するメリットを紹介します。
お弁当は、気候による発注数の変化が大きいという特徴があります。電車の遅延のような小さなことが原因でニーズに変化が発生するのも特徴です。こうしたことから、ニーズの予測が困難なため、多めに製造することが多く、廃棄ロスが出てしまいます。また、急な大量発注に対応できないのも弁当製造業の課題のひとつです。
冷凍できれば計画的な生産ができますが、従来の緩慢冷凍技術では、高い品質の商品を提供できないことが悩みでした。
急速冷凍機を導入することで、商品の品質を劣化させることなく、計画的な弁当生産が可能になります。弁当ニーズが高まる季節でも、限られた人員で残業を抑えながら生産が可能。受注チャンスを逃しません。
福祉食では、禁止食など細かな指定があります。こうした細かな数量の製造は、数が増えるほど業務を圧迫してしまいがちです。まとめて製造し冷凍保存することで、業務を効率化できます。
急速冷凍機なら、美味しさと品質を保ったまま保存が可能です。一ヶ月程度の保存がきくため、必要なときに解凍して食べることができます。また、災害などの緊急時でも安定して食事の提供ができるため、利用者にとっても大きな安心感につながるでしょう。
弁当の冷凍保存の難点は、ごはんの味が劣化することです。ごはんの味が落ちる原因は、水分の蒸発。水分が蒸発すると、でんぷんが劣化してしまうため、硬くなったりパサパサした食感になったりして、おいしくなくなります。一般的な冷凍庫では、冷凍までに時間がかかるため、水分の蒸発を防ぐことができません。弁当を普通に冷凍してしまうとおいしくなくなるのはこうした理由です。しかし、急速冷凍なら、熱いまま冷凍が可能。炊き立てに近い状態での保存が可能なため、水分が飛ばず、おいしさを保てます。
弁当を冷凍する際に気になるのは、ごはん以外の惣菜の存在。ごはんはごはんだけで冷凍した方がいいのでは?と思うかもしれません。一般的な冷凍庫の場合は、ごはんと惣菜で冷凍スピードに差が生じてしまい、品質に問題が生じやすいのが課題でした。急速冷凍であれば、どちらもスピーディに冷凍できるため、様々な惣菜が入っている弁当を一緒に冷凍可能です。業務負担が大幅に削減できます。
▼スクロールできます▼
製品名 | 3Dフリーザー (KOGASUN(旧:古賀産業)) |
プロトン凍結 (菱豊フリーズシステムズ) |
トンネルフリーザー (タカハシガリレイ) |
リジョイスフリーザー (米田工機) |
凍眠 (テクニカン) |
---|---|---|---|---|---|
問い合わせ先 |
|
|
|
|
|
冷凍能力 | 6~400㎏/1時間 | 3~150㎏/1時間 | ※WEB上に情報なし | 1.5~100㎏/1時間 | 14~560㎏/1時間 |
導入事例 | 21件 | 10件 | 4件 | 17件 | 16件 |
設立 | 1969年 | 1999年 | 1960年 | 1973年 | 1988年 |
事例ありの 冷凍可能な食材 |
魚・魚加工/肉・肉加工/菓子/惣菜/パン/麺 | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜 | 魚・魚加工/肉・肉加工/パン | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 |