オレンジの急速冷凍

オレンジは冷凍することでさらに用途が広がる果物です。そこでこちらの記事では、オレンジを冷凍するメリットに加えて、冷凍オレンジの調理方法や、自分でオレンジを冷凍する際の方法についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

オレンジを冷凍するメリット

オレンジはビタミンCが豊富な果物として知られていますが、カロテンやクエン酸も多く含まれている点も特徴です。良いオレンジの見分け方は、「皮は鮮やかなオレンジ色」「ハリとツヤがあるもの」「軸が残っているもの」「重量感があるもの」といった点が挙げられるでしょう。

オレンジの保存期間ですが、涼しい季節であれば常温で1週間ほど保存が可能です。また、暑い時期や長期保存したい場合には冷蔵庫に入れて保存しますが、この場合は3週間ほど保存できるとされています。さらに、冷凍をすれば1ヶ月ほど保存できますし、ジャムなどの保存食に加工した場合には一年ほどその美味しさを楽しめるといわれています。 では、オレンジを冷凍するメリットを見てみましょう。

新鮮なオレンジの状態で冷凍できる

新鮮なオレンジを新鮮なうちに冷凍することで、鮮度不良を防ぐことができます。また、冷凍の状態であれば細菌の繁殖なども起きない点もポイントです。保存が徹底されていれば食中毒のリスクも少ないといえるでしょう。

使いたい分だけ使える

生のオレンジとは異なり、冷凍のオレンジは使用する分だけを解凍して使える点も大きなメリットといえます。例えば少しだけ調理に使いたい、といった場合にも対応が可能です。生のオレンジのように、少しだけ使って残りの部分の使い道がないために困ってしまう、といったことがなくなります。

さまざまな料理や商品に使える

冷凍オレンジは、用途の幅が非常に広い点も特徴といえます。砂糖と保存料抜きとなっている点が冷凍オレンジの特徴といえるため、オレンジが持っている味や風味を生かして調理に使用することも可能ですし、オレンジジュースやスムージーなどへの加工もできます。

オレンジを冷凍するポイント

オレンジの上下を切り落とす

はじめにオレンジをよく洗って水気を拭き取り、皮付きのままオレンジの上と下を切り落とします。この時切り落とすのは5mmから1cmほどが目安です。

甘皮も取り除く

前の段階で切り落とした部分を下にして、オレンジをまな板に立てて置いておきます。その状態で、オレンジの皮と甘皮を削ぎ落とすように、上から下に向かって包丁で切り落としてください。

このときのポイントは白い部分が残らないように厚めに切り落とすことですが、一度に切り落とすのが難しければ、まず皮を剥き、その後に白い部分を少しずつ削ぎ落としていく方法でも問題ありません。

房から果肉を出す

オレンジの中心部分に向かって、果肉と薄皮の間にナイフを入れながら、果肉のみを取り出します。このときのポイントは、ひと房ずつ丁寧にすべての房の果肉を取り出すことです。種が残っている部分があれば、丁寧に取り出しておいてください。

もし難しく感じる場合には、まずオレンジを横半分に切ってから同じように果肉を取り出していくと、簡単に作業ができるでしょう。

急速冷凍したオレンジの例

カラカラオレンジ