急速冷凍機カタログ » 冷凍食品を扱う企業が抱える悩み・課題 » ペットフードで扱う食材の悩み・課題

ペットフードで扱う食材の悩み・課題

近年、ペットを大切な家族として扱う意識の高まりから、無添加で手作り品質の「フレッシュペットフード(ペット用の高品質な冷凍食品)」の市場が急成長しています。従来のドライフードにはない「食いつきの良さ」や「栄養価の高さ」が飼い主から高く評価されているためです。

しかし、高品質なフレッシュフードを製造・商品化するためには、ただ食材を凍らせるだけでは不十分であり、品質劣化や衛生面での高いハードルが存在します。

本記事では、ペットフード製造事業者が抱える課題と、それを解決して事業の成功を後押しする「急速冷凍機」の導入効果、そして実際の成功事例を解説します。

ペットフードの食材に関する悩みや課題

通常冷凍では、解凍時に栄養分が流出

フレッシュフードは、人間が食べるものと同等の食材(ヒューマングレード)を使用し、緻密に栄養バランスが計算されているのが特徴です。

しかし、一般的な冷凍庫で時間をかけて凍結させると、食材内の水分の氷結晶が大きく成長し、細胞膜を破壊してしまいます。その結果、解凍した際にせっかくのビタミンやタンパク質などの栄養分が「ドリップ(旨味成分を含む水分)」として外へ流れ出てしまうという致命的な問題が生じます。

解凍後の見栄えや食感の悪化

フレッシュフードは高単価な商品であるため、飼い主が器に盛り付けた際の「見栄えの良さ」もリピート購入の重要な要素となります。しかし、細胞が破壊された通常の冷凍では、解凍後に食材が水っぽくベチャッとしてしまったり、肉や野菜の色合いが黒ずんでしまうなど、品質の低下が避けられません。

無添加ゆえの鮮度低下・細菌増殖のリスク

フレッシュフードの大きな魅力は、保存料や合成着色料を使用していないことです。しかしそれは裏を返せば、常温に置く時間が長ければ長いほど細菌が増殖しやすい環境にあるということです。

ゆっくりと温度を下げる一般的な冷凍機では、細菌が最も繁殖しやすい温度帯(約10℃〜60℃)を通過するのに時間がかかり、衛生面でのリスクが高まってしまいます。

ペットフードの悩み・課題を解決する急速冷凍機

細胞破壊を最小限に抑え、計算された栄養と旨味をキープ

急速冷凍機を使用すれば、細胞内の水分が凍る「最大氷結晶生成帯(-1℃〜-5℃)」を短時間で一気に通過させることができます。これにより氷の結晶を極小に留め、食材の細胞破壊を最小限に防ぐことが可能です。

解凍時にもドリップがほとんど出ず、こだわりの食材が持つ栄養分や旨味成分をそのままの状態でペットに届けることができます。

食感・見栄えを保ち、ペットの「食いつき」アップが期待できる

細胞が壊れないため、解凍後も肉の弾力や野菜の瑞々しい食感、そして鮮やかな色合いをキープします。「解凍して器に盛った時のフレッシュ感」と「本来の風味」が維持されるため、ペットの食いつき(嗜好性)が大きく向上し、飼い主の高い満足度(リピート率向上)に直結します。

細菌に増殖する隙を与えない「安全・無添加」の実現

加熱調理後、高温の状態から一気に急速冷凍にかけることで、細菌が繁殖しやすい危険な温度帯をあっという間に通過させることができます。これにより、保存料を一切使用しない完全無添加のフレッシュフードであっても、高い衛生基準と安全性を担保した状態で量産化・保存が可能になります。

小規模事業者でも参入しやすい汎用性

従来のドライフードを製造するには、大規模な乾燥・エクストルーダー設備が必要でした。しかし、フレッシュフードの製造であれば、小型で比較的安価な急速冷凍機と調理設備さえあればスタート可能です。

また、急速冷凍機はブロック肉、ミンチ、野菜ペースト、スープ状のものまで、食材の大きさや水分量を問わず均一に高品質な凍結ができるため、小規模な事業者や個人店でも、アイデア次第でペットフード事業へ参入しやすい環境が整っています。

急速冷凍機を導入したことで悩みが解決したペトコトフーズの事例

ペットフードの冷凍食品化で累計販売5,000万食を突破

こちらは「ペットを家族として愛せる世界へ」というコンセプトを掲げる株式会社PETOKOTOが展開するペットフード事業「ペトコトフーズ」の事例です。

同社が手掛ける「フレッシュフード」はヒューマングレードの食材を使用し、低温スチームで加熱調理した上で急速冷凍をほどこしてます。人間の食べる冷凍食品と相違ないレベルで、解凍後も手づくりのような美味しさを実現しています。開発には同社内の獣医師も加わり、栄養バランスをしっかり考慮。

主食だけでなく、ドライタイプのトッピングとしても人気があり、2025年2月28日時点で累計販売食数5,000万食を突破しています。

急速冷凍機が実現した”フレッシュペットフード”で販路を順調に拡大

人間用と同等の食材を用いて、獣医師監修で栄養バランスを考慮したフレッシュフードは、ペットがより長生きできるための冷凍食品として開発されており、商品化実現には急速冷凍機が大きな役割を果たしています。

しかしながら、発売当初は一般的なドライタイプのペットフードよりもかなり高額だったため、事業元である株式会社PETOKOTOが運営するペット情報サイトや保護犬猫マッチングサイトを通じての販売に限られていたとのこと。

そうした中でフレッシュフードを購入した愛犬家・愛猫家の方々からの評判は右肩上がりで高評価をいただいていました。こうした評判も後押しし、同社の取り扱いを開始するペットショップやペット用品店が増加、販路拡大につながりました。

参照元:PETOKOTO FOODS(https://predge.jp/pr/264150/
PR
ドリップ・目減り・冷凍焼け対策なら、3Dフリーザー®

引⽤元 KOGASUN(旧:古賀産業)公式YouTube

導入実績3,000件超 / 冷凍・冷却の1台2役 / 凍結・冷却テスト案内あり
3Dフリーザー®の仕組みと特長

3Dフリーザー®は、独自特許技術ACVCS®(非貫流熱交換方式)により、高湿度の3D冷気で食品全体を包み込むように冷却・冷凍する業務用急速冷凍機です。氷結晶生成温度帯(0~-5℃)を素早く通過させることで、食品全体を均一に冷却しやすく、解凍時のドリップ低減や目減り低減、冷凍焼け対策につなげられます。

急速冷凍だけでなく急速冷却にも対応しており、粗熱取りから冷凍工程まであわせて見直したい場合にも検討しやすいのが特長です。製品ページでは仕組みの説明に加えて導入事例や凍結・冷却テストの案内も確認できるため、導入前に情報をまとめて確認したい場合は、公式ページをご覧ください。

3Dフリーザー®の詳細・導入事例を見る

PICK UP
導⼊実例ありの
急速冷凍機5

▼スクロールできます▼

製品名 3Dフリーザー
(KOGASUN(旧:古賀産業))
プロトン凍結
(菱豊フリーズシステムズ)
トンネルフリーザー
(タカハシガリレイ)
リジョイスフリーザー
(米田工機)
凍眠
(テクニカン)
問い合わせ先
KOGASUN(旧:古賀産業)

引用元HP:KOGASUN(旧:古賀産業) 公式
https://kogasun.com/

公式HP

菱豊フリーズシステムズ

引用元HP:菱豊フリーズシステムズ 公式
http://www.proton-group.net/top/

公式HP

タカハシガリレイ

引用元HP:タカハシガリレイ 公式
https://www.galilei-tm.co.jp/

公式HP

米田工機

引用元HP:米田工機 公式
https://kyusokureitoki.jp/

公式HP

テクニカン

引用元HP:テクニカン 公式
https://www.technican.co.jp/product-info/tomin/

公式HP

冷凍能力 8~500㎏/1時間 3~300kg/1時間 ※WEB上に情報なし 1.5~100㎏/1時間 15~650kg/1時間
導入事例 41件 10件 17件 28件 22件
設立 1969年 1999年 1960年 1973年 1988年
事例ありの
冷凍可能な食材
魚・魚加工/肉・肉加工/菓子/惣菜/パン/麺 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜 魚・魚加工/肉・肉加工/パン 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺

選定基準:2024年11月12日時点Google検索で100位まで検索した急速冷凍機26社のうち導入事例が多いメーカー5社をピックアップしました。