急速冷凍機は、業務用の大型のもののほかに小型化されたコンパクトな製品もあります。ここでは、小型の急速冷凍機のメリット・デメリット、活用シーンについて紹介します。
小型急速冷凍機のメリットについて、どのようなメリットがあるのか3点に分けてみていきましょう。
小型化された急速冷凍機は、従来の大型のものに比べてコンパクト。スペースの限られる飲食店やその他の環境にも適しています。大型の急速冷凍機が置けない場所では、小型のタイプが役立ちます。
大型の急速冷凍機は、作動させているあいだの電気代が気になるところです。特にランニングコストを少しでも削減したい方にとっては、大型のものよりも小型の冷凍機が省電力のためおすすめです。
イベント事や移動式の飲食店・キッチンカーなどには、大型の急速冷凍機は不向き。代わりに、コンパクトなサイズの小型急速冷凍機が適しています。持ち運びがしやすく、一人または複数人で手軽に移動ができるサイズ感が魅力です。
小型急速冷凍機のデメリットについてもチェックしていきましょう。
コンパクトでサイズが限られているぶん、大量の食材を冷凍することはできません。凍らせるものを選ぶ必要があり、どうしても食材が溢れてしまう場合には、サイズの大きなものを選ぶ必要があります。
小型の急速冷凍機はコンパクトなサイズ感がメリットですが、十分な大きさがなく本格的な冷凍には適していません。
冷凍食品を庫内から出し入れする際に冷気が抜けやすく、また食品の入れ替え時に冷凍機内部を洗浄する時間などを考えると、効率的に大量の食品を冷凍できない場合があります。
小型急速冷凍機の活用方法について詳しくみていきましょう。
衛生管理のために、限られた量の食材を冷凍しなければならない飲食店では急速冷凍機が必要になります。店舗のスペースによっては大型の急速冷凍機が設置できない場合があり、特に食材などでいっぱいになりやすい厨房では小型タイプ冷凍機がおすすめです。
鮮魚や精肉を扱っている店舗では、品質と衛生管理のために急速冷凍機が欠かせません。こちらも飲食店と同じく、店舗が狭く限られている場合には、大型ではなく小型のタイプが活躍します。
昨今では、新しい業態としてキッチンカーや調理カーなどが登場しました。移動式の飲食店についても、衛生管理や品質管理のために急速冷凍機が役立ちます。大型タイプが設置できないキッチンカーについては、小型タイプが便利です。
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製品名 | 3Dフリーザー (KOGASUN(旧:古賀産業)) |
プロトン凍結 (菱豊フリーズシステムズ) |
トンネルフリーザー (タカハシガリレイ) |
リジョイスフリーザー (米田工機) |
凍眠 (テクニカン) |
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問い合わせ先 |
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冷凍能力 | 6~400㎏/1時間 | 3~150㎏/1時間 | ※WEB上に情報なし | 1.5~100㎏/1時間 | 14~560㎏/1時間 |
導入事例 | 21件 | 10件 | 4件 | 17件 | 16件 |
設立 | 1969年 | 1999年 | 1960年 | 1973年 | 1988年 |
事例ありの 冷凍可能な食材 |
魚・魚加工/肉・肉加工/菓子/惣菜/パン/麺 | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜 | 魚・魚加工/肉・肉加工/パン | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 |