こちらのページでは、アニサキスを食べてしまった場合にどのような症状が出るのか、また冷凍処理によって死滅させるにはどうしたら良いのかといった点についてまとめています。冷凍処理を行う際の注意点についてもまとめていますので、参考にしてみてください。
アニサキスは冷凍・加熱処理をして死骸となったアニサキスは、基本的に食べても問題はありません。しかし、アニサキスに対してアレルギーを持つ人は、死骸だったとしてもアレルギー反応が出る場合もあります。血圧の低下や蕁麻疹、呼吸不全、意識の消失といった症状が出ることがありますので、心配な場合はアレルギーの検査を行っておくと良いでしょう。
また、生きた状態のアニサキスを食べてしまった場合には食中毒が起きる場合もあります。症状としては、胃の激痛、腹痛や嘔吐、蕁麻疹、発熱といった症状が挙げられます。
アニサキスは、サバやアジ、サケ、ブリ、イカなど身近な魚介類の寄生虫であるため、見つけ方を知っておくと良いでしょう。大きさは2〜3cmほどあるため、じっくりと見て探す、切って確認する、また白や赤以外のまな板を使うなどすることで見つけやすくなるでしょう。
アニサキスは濡れたまな板を移動して寄生したり、器具につくこともありますので調理中に見つけたらすぐに廃棄してください。
また、アニサキスは「-20℃で24時間以上、中心部まで冷凍」という方法でも死滅させられることでも知られています。ただし通常の業務用冷蔵庫の場合、庫内を-20℃に保ち続けることは難しいという点があるため注意が必要です。アニサキスを冷凍処理によって死滅させるには、冷凍された状態で24時間以上、-20℃を保ち続ける必要があります。
このことから、魚を急速冷凍機で冷凍させた後には、保管を目的に使用される冷凍ストッカーの使用がおすすめです。さらに、急速冷凍と冷凍ストッカーを組み合わせることによって、食品の細胞を破壊せず、冷凍前の品質を維持できるというメリットもあります。
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製品名 | 3Dフリーザー (KOGASUN(旧:古賀産業)) |
プロトン凍結 (菱豊フリーズシステムズ) |
トンネルフリーザー (タカハシガリレイ) |
リジョイスフリーザー (米田工機) |
凍眠 (テクニカン) |
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冷凍能力 | 6~400㎏/1時間 | 3~150㎏/1時間 | ※WEB上に情報なし | 1.5~100㎏/1時間 | 14~560㎏/1時間 |
導入事例 | 21件 | 10件 | 4件 | 17件 | 16件 |
設立 | 1969年 | 1999年 | 1960年 | 1973年 | 1988年 |
事例ありの 冷凍可能な食材 |
魚・魚加工/肉・肉加工/菓子/惣菜/パン/麺 | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜 | 魚・魚加工/肉・肉加工/パン | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 | 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 |