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トンネルフリーザーとは?仕組みや特徴を解説

大量の食品をスピーディーに処理し、工場ラインの自動化に欠かせない設備がトンネルフリーザー(連続式急速冷凍機)です。こちらでは、トンネルフリーザーの具体的な仕組みや特徴をはじめ、導入によるメリット・デメリット、他の急速冷凍機(ショックフリーザー等)との違いについて詳しく解説します。

トンネルフリーザーの仕組みと特徴

食品をベルトコンベアに乗せて凍結を行う業務用冷凍設備

トンネルフリーザーは、細長いトンネル状の庫内に設置されたベルトコンベアに食品を載せた状態で移動させ、連続的に急速凍結を行う設備です。庫内ではマイナス数十度の強力な冷風を上下から吹き付け、食品内の水分が凍る最大氷結晶生成帯(-1℃〜-5℃)を一気に通過させることで、細胞破壊を抑え高品質な冷凍を可能にします。

ベルトコンベアによる連続生産の実現

トンネルフリーザー最大の強みは、連続式のシステムである点です。加熱・加工などの前工程から包装・計量と後工程までをコンベアで直結できるため、大量の食品を一度も人手を介さずに自動で凍結することができます。

食品同士がくっつかないIQF(バラ凍結)への対応

通常の冷凍庫で水分の多い食品をまとめて凍らせると、隣り合う食品同士がくっついてブロック状になってしまいます。しかし、専用のトンネルフリーザーでは、コンベアに振動を与えたり、下からの冷気で食品を浮遊させたりする技術を用いて、食品一つひとつが独立した状態で凍るバラ凍結が可能です。これにより、必要な分だけを取り出しやすくなり、計量や袋詰め工程もスムーズに行えます。

トンネルフリーザーの主な用途

他の急速冷凍機との違い

自社の生産体制に合った冷凍機を選ぶためには、各機種の得意分野を把握しておくことが重要です。

比較項目 トンネルフリーザー ショックフリーザー スパイラルフリーザー
処理方式 連続式(コンベアで流す) バッチ式(庫内に入れて待つ) 連続式(コンベアで流す)
得意なこと 同一製品の大量・連続処理 多品種小ロット・汎用性の高さ 省スペースでの大量処理
形状 直線(トンネル状) 箱型(縦型冷蔵庫のような形) 螺旋状(タワー型)

トンネルフリーザーとショックフリーザーの違い

トンネルフリーザーはコンベアを止めずに製品を流し続ける方式のため、同じ製品を毎日大量に自動生産する工場に向いています。対してショックフリーザーは、天板やホテルパンに食品を並べて庫内に差し込み、扉を閉めて凍らせるバッチ式の設備です。こちらは、多品種小ロットの仕込みを行う飲食店や小規模な食品工場での導入に適しています。

トンネルフリーザーとスパイラルフリーザーの違い

どちらもコンベアを用いた連続生産機ですが、スパイラルフリーザーはコンベアが螺旋状に上または下へ伸びていく構造を持っています。直線型のトンネルフリーザーを設置するだけのスペースを確保できない工場の場合、スパイラル式を採用することで縦の空間を有効活用し、十分な冷却時間を確保できます。

トンネルフリーザーを導入するメリット・デメリット

メリット

コンベアを用いた連続輸送と急速凍結を両立できるため、生産効率が飛躍的に向上します。バッチ式のように手作業で食品を出し入れする工程を省けるため、工場内の省人化や労働コストの削減に直結します。
また、庫内を通過するすべての製品が均一の条件で冷却されるため、品質のバラつきが生じにくく、安定した量産体制を構築できる点も大きなメリットです。

デメリット

直線を基本とするコンベア構造を持つため、スパイラル式などと比較すると設置に広く長い床面積が必要になる点がデメリットです。
また、冷風を直接吹き付ける仕組み上、水分の多い食品は表面が乾燥・冷凍焼けしてしまうリスクがあります。これを防ぐためには、風量や風向きをインバーター制御できる機種を選ぶ必要があります。さらに、製品切り替え時や日々のコンベア洗浄に時間がかかるケースもあるため、ボタン一つで庫内を洗浄できる定置洗浄機能を備えたモデルの導入も検討材料となります。

トンネルフリーザーの価格相場と耐用年数

トンネルフリーザーは、工場のレイアウトや凍結する食材の特性に合わせて、トンネルの長さ、コンベアの幅や材質を特注で設計・製造するケースが主流です。そのため明確な定価は存在しませんが、一般的な目安は以下の通りです。

【サイズ別】トンネルフリーザーのメーカー・製品一覧

自社の工場レイアウトや目標とする処理量に合わせて、以下のメーカー・製品一覧もあわせて、比較・検討の材料としてご活用ください。

小型トンネルフリーザーのメーカー・製品一覧はこちら

大型トンネルフリーザーのメーカー・製品一覧はこちら

まとめ

トンネルフリーザーは、コンベアを稼働させたまま急速・連続的に凍結を行う高度な生産設備です。大量の食品を省人化しながら一気に凍結できる点や個別に凍らせるバラ凍結(IQF)に対応できる点が大きな強みといえます。
一方で、導入には十分な設置スペースの確保が必要不可欠です。工場の面積に余裕がない場合はスパイラル式を検討するなど、自社の生産規模や環境に応じた適切な機器選定をご検討ください。

PICK UP
導⼊実例ありの
急速冷凍機5

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製品名 3Dフリーザー
(KOGASUN(旧:古賀産業))
プロトン凍結
(菱豊フリーズシステムズ)
トンネルフリーザー
(タカハシガリレイ)
リジョイスフリーザー
(米田工機)
凍眠
(テクニカン)
問い合わせ先
KOGASUN(旧:古賀産業)

引用元HP:KOGASUN(旧:古賀産業) 公式
https://kogasun.com/

公式HP

菱豊フリーズシステムズ

引用元HP:菱豊フリーズシステムズ 公式
http://www.proton-group.net/top/

公式HP

タカハシガリレイ

引用元HP:タカハシガリレイ 公式
https://www.galilei-tm.co.jp/

公式HP

米田工機

引用元HP:米田工機 公式
https://kyusokureitoki.jp/

公式HP

テクニカン

引用元HP:テクニカン 公式
https://www.technican.co.jp/product-info/tomin/

公式HP

冷凍能力 8~500㎏/1時間 3~300kg/1時間 ※WEB上に情報なし 1.5~100㎏/1時間 15~650kg/1時間
導入事例 41件 10件 17件 28件 22件
設立 1969年 1999年 1960年 1973年 1988年
事例ありの
冷凍可能な食材
魚・魚加工/肉・肉加工/菓子/惣菜/パン/麺 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜 魚・魚加工/肉・肉加工/パン 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺 魚・魚加工/肉・肉加工/惣菜/麺

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